【2020/7時点】AWSの通信料(コスト)を一枚にまとめてみた

twitterで思いの外反響があったAWSの通信料の一覧画像をブログでも紹介します!
補足とコスト例も合わせて記載しているので、ぜひご覧ください。

画像はA4サイズで作っているので、印刷しても使いやすいようにしてます。

@ohsawa0515さんの作成されていた画像を参考に作りました!

上記画像の補足、ケース別の料金計算例などを以下に記載していきますので参考になれば幸いです。

EC2の通信料(コスト)について

こちらの情報は2020/07/14時点の情報です。
AWSはコストダウンを定期的に行っておりますので情報が古い場合がございます。
予めご了承の上、ご覧ください。

インターネット接続の通信料

①InternetGatwway経由の通信

こちらは通信量に応じてGBあたりの単価が変わってきます。

インターネットからEC2へのデータ転送受信は無料ですが、EC2からインターネットへアップロードする場合は転送量に応じて課金がされます。

EC2 からインターネットへのデータ転送送信 (アウト)
1 GB /月まで $0.00/GB
その後 9.999 TB /月まで $0.114/GB
その後 40 TB /月まで $0.089/GB
その後 100 TB /月まで $0.086/GB
150 TB/月を上回る場合 $0.084/GB

10TBも恐らくアップロードはしないと思いますので、$0.114/GBで計算してみます。

例)EC2から毎日AWS以外のクラウドサービスに50GBのデータをバックアップした場合(1ヶ月31日計算)

(50GB×31日-1GB)×$0.114=$176.586

1GB/月までは無料なので1GB引くと日本円で約2万円/月のコストが発生します。
なんとなく外部クラウドサービスにバックアップしているとかであればS3にバックアップしましょう。
同一リージョン内(AZ依存じゃないサービス)のS3ならば通信料は無料です。
VPC Endpoint経由も無料ですよ。

Amazon EC2 料金表

②NAT Gateway経由の通信

NAT Gateway経由でインターネット通信をする場合はNAT Gatewayの課金体系になります。
NAT Gatewayについては基本料金+転送処理量に応じて課金がされます。

EC2 からNAT Gateway経由での通信
Price per NAT gateway ($/hour) $0.062/hour
Price per GB data processed ($) $0.062/GB

NAT Gatewayをデプロイした段階からPrice per NAT gateway ($/hour)の費用がかかります。
一ヶ月を時間計算すると720Hなので、通信を行わなかっても0.062×720=$44.64かかります。

例)EC2から毎日AWS以外のクラウドサービスに50GBのデータをバックアップした場合(1ヶ月31日計算)

基本料金$0.062×720H=$44.64
(50GB×31日)×$0.062=$96.038
(50GB×31日-1GB)×$0.114=$176.586
基本料金$44.64+転送処理料金$96.038+インターネット通信料金$176.586=$317.264

NAT Gatewayを間に入れた分だけ料金が跳ね上がります。
しかもNAT GatewayはIn/Outどちらも$0.062/GBがかかりますのでご注意ください。

Amazon VPC の料金

オンプレミス環境接続の通信料

①InternetVPN経由の通信

InternetVPNは文字通りインターネット通信が発生しますので、Outの通信に対してインターネット経由の通信料で計算します。
また、1VPN接続毎に$0.048/1Hがかかります。

VPNを接続する際に2トンネル接続を行い、冗長化しますが、2トンネル接続を行っても$0.048/1Hは変わりませんのでご安心ください。

EC2 からInternetVPN経由での通信
サイト間VPN接続 $0.048/hour
9.999 TB /月まで(インターネット通信を想定) $0.114/GB

VPN接続料金$0.048×720H=$34.56例)EC2から毎日オンプレミス上のサーバに50GBのデータをバックアップした場合(1ヶ月31日計算)

(50GB×31日-1GB)×$0.114=$176.586
VPN接続料金$34.56+インターネット通信料金$176.586=$211.146

そんなに高くはないのでオンプレミスと接続する場合はまずはInternetVPN経由で良いと思います。
INの通信料はかかりませんので、オンプレミス上のバックアップをAWSへ毎日行うなどであれば接続料金だけなので安くバックアップ出来ますね。
セキュリティ、安定性、大量通信を行う場合はDirectConnectをぜひともご検討ください。

AWS VPN の料金

②Direct Connect経由の通信

Direct Connectの場合少し計算がややこしいです。
自前でDirectConnectを引く場合はポート利用料がかかりますが、ほとんどの企業様はキャリアのAWS接続サービスをお使いだと思うんで例ではソニーさんのBit-Driveの価格で計算します。

EC2 からDirect Connectでの通信
ポート利用料 1G 0.285/hour
Equinix OS1、大阪/Equinix TY2、東京からの通信 0.041 USD/GB(国内)

Direct Connect(シングル100M)利用料 48,000円
(50GB×31日)×$0.041=$63.55
Direct Connect回線利用料(1$=110円換算で変換)$436+通信料$63.55=$499

やっぱり回線利用料がある分割高なイメージですね。
回線自体も本番環境なら冗長化前提だと思うので$1,000くらいはかかりそうです。

ちなみに単純にInternetVPNとデータ転送料を比較したときの損益分岐点としては月に5.5TB以上転送する場合はDirect Connectの方が安くなります!
(Direct Connectのポート利用料は無し、シングル回線(100M)でVPNもシングルで計算)

AWSにファイルサーバを置くと言う場合などはDirect Connect一択で良いと思います。
あと、良いケースではありませんがEC2のバックアップをオンプレミスで保管するなどという場合もDirect Connectの方が安上がりになりそうです。

AWS Direct Connect の料金

同リージョン、同AZ間の通信

こちらはIn/Outともに無料です!

同じ アベイラビリティーゾーン内の Amazon EC2、Amazon RDS、Amazon Redshift、Amazon ElastiCache インスタンスと Elastic Network Interfaces 間のデータ転送は無料です。

Amazon EC2 料金表

同リージョン、別AZ間の通信

別AZのインスタンスへ通信する場合はIn/Outともに$0.01/GBかかります。
Multi-AZ構成だとこのあたりのコストも計算しておいたほうがいいですね。

同じ AWS リージョン内のアベイラビリティーゾーンをまたいだ、または VPC ピアリング接続間の Amazon EC2、Amazon RDS、Amazon Redshift、Amazon DynamoDB Accelerator (DAX)、Amazon ElastiCache インスタンス、または Elastic Network Interface で「受信 (イン)」/「送信 (アウト)」されるデータの転送料金は、各方向 0.01 USD/GB です。

Amazon EC2 料金表

同リージョン、VPC Peering経由の通信

VPCピア経由の通信はIn/OutともにAZ間と同じ$0.01/GBかかります。
注意が必要なのが、同じアカウントでVPCピアを結ぶ場合は双方向の料金がかかりますので実質$0.02/GBです。

$0.02$0.02 (0.01 charged to sender VPC owner and 0.01 charged to receiver VPC owner)

Building a Scalable and Secure Multi-VPC AWS Network Infrastructure – AWS Whitepaper(P7を参照)

別リージョンへの通信

別リージョンへの通信はIn$0.00/Out$0.09です。

ELBへの通信

ELBへの通信はn/Outともに無料です!

同じ AWS リージョン内での Amazon Classic および Application Elastic Load Balancers からプライベート IP アドレスを用いて、EC2 インスタンスとロードバランサー間で「受信 (イン)」/「送信 (アウト)」されるデータの転送料金は無料です。

CloudFrontへの通信

CloudFrontへの通信はOutは無料ですが、Inの料金はCloudFrontの料金が発生します。
Inについては国によって変わるのですが、日本国内の場合は$0.06/GBかかります。

オリジンへのデータの送信に対する課金。 ユーザーがデータをオリジンに転送すると、CloudFront 料金が発生します。転送データには DELETEOPTIONSPATCHPOSTPUT リクエストが含まれます。料金には、クライアントからサーバーへの WebSocket データのデータ転送が含まれます。この CloudFront 料金は、AWS ステートメントの CloudFront 部分に、region -DataTransfer-Out-OBytes として表示されます。

S3やPrivateLink経由の通信などはまたアップデートします!

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